お年玉でお姉ちゃんを買ってみた

誰でも使い道をいろいろ考えてしまうお年玉。
アルバイトをしていない子にとっては大金です。
結構な金額が入ってくるので、何を買おうか計画を立てていくのも楽しいですよね。

そんななか、タクヤの計画はかなり奇天烈でした。
タクヤはお年玉全額を使ってお姉ちゃんを買ってしまったのです。
当然、「買う」と言われたお姉ちゃんもびっくりです。
憧れのお姉ちゃんの時間を買って、一緒にいて欲しいという願いを、
かなり強引なかたちで叶えてしまう計画なのですが、
当のお姉ちゃんも乗り気なのです。

もちろん、お姉ちゃんにはお姉ちゃんなりの打算があって、
タクヤのお年玉を巻き上げれば自由に使えるお金が2倍になるのです。
うまくあしらって収入倍増♪というのがお姉ちゃんの本音です。

ところが、買われた時間をコントロールするのは、
お姉ちゃんが思っていた以上に難しかったのです。
当然、買われている間は主導権がタクヤに移ってしまっているので、
簡単にあしらうという事がうまくできません。
普段なら簡単にできることが、うまくできないということは、
想像以上にストレスがたまるようです。

しかし、お姉ちゃんには潜在的にマゾっ気があったのでしょう。
タクヤに時間を買われることに少しずつハマっていってしまいます。
そして、このマゾっ気が原因で、
後半になって思いもよらない方向に話が流れてしまいます。
お年玉でお姉ちゃんを買ってみた」というタイトルは2重のひっかけとなっており、いろんな意味で買われてしまうのです。