びっちゼミナール

びっちゼミナール」はある塾の裏の名前です。
もともとはある塾講師が開いた個人塾でした。
自分なりの教育をしたいという信念のもと、
貯金をためてやっとの思いで開講した塾です。
しかし、学生たちにとってはそんな講師の想いは通じません。
何とか集めた塾生たちはやる気のない子ばかり。
なかには「親に言われてきたから」と言い放つ子もいます。

普通ならここでがっかりしてしまうのですが、
この塾の塾生はみんな可愛い女の子であったのです。
なんとか彼女たちの成績を向上させようと考えた主人公は、
ある秘策を思いつきます。

それこそがこの塾の裏の名前のもととなったものです。
講師は塾の講義に恋愛要素を取り入れます。
恋愛って若い子たちには効果絶大なんですね。
塾生は優衣のような優しい優等生タイプも
リナのような何を考えているのかよくわからないスポーツタイプもいます。
普通ならいろいろな指導法を考えないといけないのですが、
恋愛式講義はどんなタイプの子にも効果抜群。
恋愛の綱渡り感が緊張感と結びつき、講師はいつも真剣です。
判りやすいほどメキメキと学力をつける塾生たち。
講師としても満足でしょう。
しかし、塾なのでいずれ卒業するときも来ます。
塾生たちも無事志望校に合格して新たな道に送り出す講師。
……と思っていたら、卒業後も彼女らと連絡をとりあうあたり、
ちゃっかりしているなぁ……と思ってしまいます。